不思議体験

 

お知らせです。

 

11/6(水)20時より西鉄高宮駅そばの某所にて

キャットシッターのお仕事にご興味をお持ちの方を対象に

説明会を行うことになりました。

 

スタッフ募集ではなく今後独立開業を視野に入れて

真剣に取り組もうと考えておられる方への説明会です。

 

当日出来るだけわかりやすくお話させて頂きたいと考えています。

 

育成に際しての研修費用や

具体的な研修内容について

その他可能な限りご質問にお答えしたいと思います。

 

現在のところ参加希望者が8名いらっしゃいます。

 

まだ締め切っておりませんので

もしご興味がありましたら

猫楽のお問い合わせページからご連絡下さい。

 

折り返し会場についてご案内いたします。

 

 

さて前回の話の続きです。

 

家を出て車に乗って仕事先に向かっていたら

電話が鳴りました。

 

福岡市動物管理センターの職員の方からで

 

「今日中に動物取扱業の更新をしないと

失効してしまいますが来られますか?」

 

という内容でした。

 

動物管理センターは久山のCOSTCOの手前にあり

私の家からだと結構な距離があります。

 

仕事が終わったらひとまず家に戻って

キーマに水を飲ませるなり

何か食べさせるなりしてから更新に行こう

と思っていたので

 

「16時にはそちらに行けるようにします。」

 

そう応えると

 

「もう少し早めに来られませんか?」

 

その日の職員さんの業務の都合上

なるべく早めに来てもらいたいとのこと。

 

わかりました。

何とか調整してお伺いします。

 

そう言って電話を切って予定された仕事に向かい

最後に一番遠いお宅に行った帰り道。

 

思っていたより大幅に時間オーバーしたことに焦りつつ

 

「キーちゃん、ごめん。

やっぱり先に動物管理センターに行ってくる

急いで手続きしてくるから待っていてくれる?」

 

迷いに迷いながら

そう口走っていました。

 

ペットがお家で待っている飼い主さんなら

おそらく誰しもが

 

「◯ちゃん、ママ今地下鉄に乗ったからね

 もう少しでお家に帰れるよ。」

 

「△ちゃんあと30分で仕事が終わるから

 パパが戻るまでお利口にしてるんだぞ。」

 

そんな風に口走ったり心の中でつぶやいたり

していたり、しますよね?

 

 

 

 

そしてまた車を運転しながら

ああじゃないこうじゃないと思いを巡らせ

 

ああ、だめだ。やっぱりだめだ。

 

もうこんな時に更新手続きなんてどうだっていい。

 

やっぱりキーマのもとに戻ってあげなければ

と改めて思い直し

 

「キーマ、やっぱり今から帰る。

待ってて!」

 

そして急いで家に戻ってドアの鍵を開けた時

私の視界に入ったのは

 

玄関ドアの真ん前で

目と口を開けたまま

力なく両手をぶらーんと投げ出して

すべての排泄物を出し切ったその上に

だらりと横たわっていたキーマの姿だったのです。

 

 

つづく

不思議体験

 

「あのひと」Yさんとは数年前

犬の食事療法の講座で知り合いました。

 

東洋医学を元にした講座で

猫にも活用出来るからということで

学び始めましたがこれがなかなか難解。

 

私はシッター業が忙しくなったことを盾に

未だに中途半端なままなのに

Yさんはスイスイと吸収していき

 

またアニマルヒーリングの素晴らしさも

2年前の愛犬の今際の際に教えてくれました。

 

なんと形容すべきかわかりませんが

まるで浮世に舞い降りた菩薩さまみたいで

私は全幅の信頼を寄せているのです。

 

 

 

いつか必ず治って元気になると信じて

キーマも頑張って通院してきたのに

 

ここに来て想像だにしなかった状況になり

命を落とすことになるかもしれないなんて。

 

動揺した気持ちを鎮めながら

キーマのことをかくかくしかじか相談すると

 

Yさんはしばらくして

 

「他の子に迷惑をかけてまで供血はうけたくない

 これ以上検査もうけたくない。」

 

と考えているみたい、と伝えてくれて

ならばキーマには静かに過ごさせてあげよう

という気持ちが固まったわけです。

 

そこでさらに

 

9/5に例の食事療法の講座で

東洋医学の獣医さんがお見えになるから

その時にキーマ君を診てもらってはどうか

 

と提案され、違った目線から診てもらうのも

良いかもしれないと思いその場で予約を入れたのです。

 

これが8月31日の土曜の出来事でした。

 

これまで自宅補液といって鎖骨の上の皮をつまみ

そこに注射針を刺し毎日キーマに補液したり

(こわい、できない、という人は

もちろん病院でやってもらえます。)

 

お刺身の鯛じゃないと食べないとなれば

魚屋に走って鯛を買い

鶏のささみの茹でたものに飽きれば

今度はホイル焼きにして食べさせたり

 

少しずつでも栄養が摂れるよう

シリンジで口の中にペーストを流したり

イヤなお薬も頑張って飲んでもらって

 

とにかく持ちこたえて欲しい

奇跡が起きるかもしれない

そう思いながら日々を過ごしていたのですが

 

私の思いとは裏腹に日を追うごとに

キーマはどんどん食べなくなりました。

 

シリンジでペーストを入れてあげても

口の脇からだらーっと吐き出し

固形に至ってはまったく受け付けず。

 

動物が食べなくなった時

生き続けて欲しいがゆえに口をこじ開けても

食べさせようとする人もいますが

 

食べない時というのは

食べたくない時なんです。

 

人間の調子が悪い時と同じですよね。

 

悶々ともどかしい思いをしましたが

無理に何とかしようとして苦痛を与えるのをやめました。

 

でも時々あれ?今は食べられるのね?

という時もあったり。

 

食べない時はせめてお水だけでも、と

口の脇からシリンジで水を少し入れてやると

 

コクッ

 

と音を立てて飲むのが精一杯で

もう神に祈るしかないような数日。

 

 

 

 

話は変わりますが私のようなシッター業を営む者は

 

「動物取扱業者」

 

として福岡市に登録手続きをすることが義務づけられています。

 

ただし5年ごとの更新手続きが必要になり

15000円を納付して更新しなければならないのですが

 

実はキーマの通院と看護と仕事に気を取られて

更新期限の9月4日を迎えてしまったのでした。

 

明日は9月5日

東洋医学の獣医師の診察を予約した日。

 

そして今日4日は朝からお客様との打ち合わせ

そのあとシッティングが2件。

 

ちょっとだけ遠いところと

うーんと遠いところに行くことになっていて

 

でも今朝のキーマはやっぱり食べない。

どうしようか。

 

そこでキーマに言いました。

 

「キーちゃん、今日ね遠いところまでいってくるけど

 お昼過ぎに一旦帰ってくるから待っててくれる?」

 

キーマは私のベッドの薄掛け布団に

綺麗にくるまって私を見上げていたのですが

いつもより妙に目が澄んで見えて

一瞬いやな感じがしました。

 

「帰ってきたら何か食べよう。

 じゃあ行ってくるね。待ってて。」

 

 

そして玄関のドアを出て仕事に向かったのです。

 

 

 

つづく

不思議体験

 

今日はキーマの49日でした。

 

いえ、昨日が49日だったのかもしれないし

もしかしたら49日はもっと前だった?

という微妙な出来事がありました。

 

とにかくキーマは最期に

色々なミラクルを起こしていったので

未だに頭の中が整理出来ていないのです。

 

今日の昼、仕事の合間に膝に骨壷を乗せ

ペット霊園に向かい墓地に埋葬して

 

「いつでも生まれ変わっておいで」

と手を合わせてきました。

 

「早く生まれ変わっておいでね。」

「なんなら明日でもいいよ。」

 

もし誰かが聞いていたら

なんて飼い主だ、と思われたことでしょう。

 

 

 

 

 

 

私はアニマルコミュニケーションをしたり

アニマルヒーリングをしたりします、が。

 

そのようなセッションをする時には

心が落ち着きリラックスした状態でないと

動物たちの言葉を正しく受け止めることが出来ません。

 

なのでシッティングが忙しい日が続くと

ご依頼頂いてもお待ち頂かねばならず

この半年は忙しさから少し遠ざかっていた

というか、シッティングだけで精一杯だったので

 

キーマが何をどう考えてどうしたいのか

私自身がちゃんと訊ねられずにいたのと

 

なぜかキーマ自身も

素直に応じてくれなかったのです。

 

しょんぼり。

 

基本的にアニマルコミュニケーションは

「少しお話してもいい?」

「うん、いいよ」

といった感じで相手からのOKがないと

成り立たないものだから、です。

 

 

 

 

 

最後に動物病院の診察を受けた8月末

検査の結果「血液が作られていない」ことがわかり

獣医師から

 

・詳しく調べるためにCT検査を受けるか

・同居猫から供血してもらう

 

この選択肢を提案されました。

 

私は衰弱しているキーマに麻酔をかけてまで

検査を受けたくないことを伝えました。

 

何人もの病院スタッフに囲まれ

手足をおさえられ恐怖を感じさせるのは

もうこれ以上とても忍びなかったからです。

 

また「供血」についてもリスクがあり

いずれにせよ先に供血する猫の血液検査をして

キーマの血液と合うか合わないか

マッチングテストをした結果で判断すると説明を受け

 

正直どっちも嫌だと思いました。

 

供血は出来るだけ体の大きな子から

血をもらうのが望ましいと。

 

となると我が家なら玉三郎?

 

抜く血液の量も半端なく

もう想像しただけでドキドキしました。

 

キーマを失うなんて絶対嫌だし

検査も供血も嫌だ。

でももう他に助かる道がないならば

この後は静かに過ごさせてあげたい。

 

もうすっかり泣きたい気分になって

どうしたらいいのか考えていた時

 

「キーマを(ヒーラーに)リーディングしてもらったことある?」

 

そう獣医師に尋ねられたのです。

 

あぁそうか。

先生はそういった世界についても

ちゃんと理解して下さってるんだ。

 

少しホッとして

 

「無いです。」

 

そう応えながらポッと心に閃くものが。

 

そうだ、あのひとに聞いてもらおう

と思い浮かびすぐに連絡を取ったのです。

 

話が長くなります。

つづく