不思議体験

 

お知らせです。

 

11/6開催の説明会の参加者は今の段階で10名。

沢山のお申込みありがとうございました。

 

一旦締め切ろうと思いますがご都合がつく方は

お問い合わせフォームからお申込み下さい。

 

11月9日午後〜11/10

 11/30午後〜12/1

所用の為お休みを頂きます。

ご不便をおかけいたしますが不在日については

ウェブサイトのトップページに掲載いたしますので

どうぞ宜しくお願い致します。

 

さて前回からの続きです。

 

キーマがまるで剥製にでもなったみたいな

あまりにも残酷な姿を目の当たりにして

へなへなと力が抜けてしまい

 

狼狽しつつもキーマを抱き上げて

イシスに「助けて欲しい」と願いました。

 

イシスとはエジプト神話に出てくる

生と死を巧みに操る女神で

パワフルなヒーリングの力を持っているのです。

 

という話をするのは今回初めてなので

 

「はぁ?神話ぁ?女神ぃ?」

 

驚かれると思いますが説明すると

ちょっと長くなるので敢えてスルーして下さい。

 

そのうちだんだん冷静になってきて

おしっこですっかり濡れたキーマの体を

タオルで拭いてあげようと思い

 

洗面所からバスタオルを持ってきて

キーマの体を包むようにして

何度かゴシゴシと拭いていたら

 

 

ぴくっ

ぴくぴくぴくっ

 

あ、あれっ?足が動いてる?

キーマ、死んだんじゃなかったの?

 

そして顔を見るとキーマの目が

ちゃんと私を見ていたのです。

 

 

この時のYさんとの一連のやりとりがこれ

 

 

この時の記憶は飛び飛びで

何時に帰宅したのかも覚えていないのですが

おそらく15時少し前に帰宅していたはずで

 

しばし放心状態の後に

15:23にYさんに電話をして

死んでいたと伝えたところ

 

「あたためてさすってあげてみて」

そう言われて色々試しにやってはみたけれど

 

15:34にやっぱりダメだった。

とLINEしたその約20分後

 

「ぴくぴくっ」

 

だったわけです。

その瞬間の喜びといったら、もう。

 

 

それはそうとその日に行くと伝えていた

動物管理センターに連絡しなくてはと

この20分間の中で電話をかけて

 

闘病していた猫が亡くなったので

今日お伺いできなくなりました

そう伝えたところ

 

「失効」ということになるけれど

新規同様の手続きをすれば問題なし

 

ということになり

後日落ち着いた頃改めて手続きに行くことにしました。

 

そしてその後キーマの様子を写真に撮り

リアルタイムでYさんに見せていたら

 

「僕は大丈夫だから手続きに行ってきて

 ってキーマ君が言ってます。」

 

そう教えられた時

あぁ、更新手続きを後にするか先にするか

土壇場まで迷って車を走らせながら

 

「やっぱり先に手続きに行ってくるね。」

「キーマ、今から帰る。すぐ帰るから待ってて」

 

そんな風に口に出して言っていたことが

ちゃんとキーマに伝わっていたんだ、、、

と驚きました。

 

もっと言えば

 

「キーマ愛してる。だから死んだらいかん。」

「大好きだから、これからも一緒にいよう。」

 

そんな言葉を口にしながら車を走らせていました。

 

 

死んでいなかった

いえ、生き返ったキーマはその後

シリンジで水を口に入れてもうまく飲めず

さらに呼吸も少し辛そうで

 

毛布の上に横になりながら私を見上げて

口をぱくぱくぱくぱく動かしていたのです。

それはまるで池の鯉のように。

 

何か伝えたいことがあるんだろうか、、、

 

でももう私はすっかり気持ちが動転していて

冷静に言葉をキャッチすることが出来ません。

 

咄嗟にその様子をスマホで2回にわけて

動画に撮っておいたのです。

 

それからずっと同じ態勢のまま

横になっているのも辛かろうねと思い

寝返りを打たせてあげようとして

体を少し浮かせて持ち上げようとしたら

 

キーマの体が猫らしくしならず

まるで背骨が一本の棒のように

真っ直ぐな状態であることに気づきました。

 

口が動いている。

 

目もしっかり私を見ている。

 

そして横になりながらも

足をせっせと動かしている。

 

なのにまるで死後硬直したように

背骨だけがまっすぐな状態だったのです。

 

つづく

不思議体験

 

お知らせです。

 

11/6(水)20時より西鉄高宮駅そばの某所にて

キャットシッターのお仕事にご興味をお持ちの方を対象に

説明会を行うことになりました。

 

スタッフ募集ではなく今後独立開業を視野に入れて

真剣に取り組もうと考えておられる方への説明会です。

 

当日出来るだけわかりやすくお話させて頂きたいと考えています。

 

育成に際しての研修費用や

具体的な研修内容について

その他可能な限りご質問にお答えしたいと思います。

 

現在のところ参加希望者が8名いらっしゃいます。

 

まだ締め切っておりませんので

もしご興味がありましたら

猫楽のお問い合わせページからご連絡下さい。

 

折り返し会場についてご案内いたします。

 

 

さて前回の話の続きです。

 

家を出て車に乗って仕事先に向かっていたら

電話が鳴りました。

 

福岡市動物管理センターの職員の方からで

 

「今日中に動物取扱業の更新をしないと

失効してしまいますが来られますか?」

 

という内容でした。

 

動物管理センターは久山のCOSTCOの手前にあり

私の家からだと結構な距離があります。

 

仕事が終わったらひとまず家に戻って

キーマに水を飲ませるなり

何か食べさせるなりしてから更新に行こう

と思っていたので

 

「16時にはそちらに行けるようにします。」

 

そう応えると

 

「もう少し早めに来られませんか?」

 

その日の職員さんの業務の都合上

なるべく早めに来てもらいたいとのこと。

 

わかりました。

何とか調整してお伺いします。

 

そう言って電話を切って予定された仕事に向かい

最後に一番遠いお宅に行った帰り道。

 

思っていたより大幅に時間オーバーしたことに焦りつつ

 

「キーちゃん、ごめん。

やっぱり先に動物管理センターに行ってくる

急いで手続きしてくるから待っていてくれる?」

 

迷いに迷いながら

そう口走っていました。

 

ペットがお家で待っている飼い主さんなら

おそらく誰しもが

 

「◯ちゃん、ママ今地下鉄に乗ったからね

 もう少しでお家に帰れるよ。」

 

「△ちゃんあと30分で仕事が終わるから

 パパが戻るまでお利口にしてるんだぞ。」

 

そんな風に口走ったり心の中でつぶやいたり

していたり、しますよね?

 

 

 

 

そしてまた車を運転しながら

ああじゃないこうじゃないと思いを巡らせ

 

ああ、だめだ。やっぱりだめだ。

 

もうこんな時に更新手続きなんてどうだっていい。

 

やっぱりキーマのもとに戻ってあげなければ

と改めて思い直し

 

「キーマ、やっぱり今から帰る。

待ってて!」

 

そして急いで家に戻ってドアの鍵を開けた時

私の視界に入ったのは

 

玄関ドアの真ん前で

目と口を開けたまま

力なく両手をぶらーんと投げ出して

すべての排泄物を出し切ったその上に

だらりと横たわっていたキーマの姿だったのです。

 

 

つづく

不思議体験

 

「あのひと」Yさんとは数年前

犬の食事療法の講座で知り合いました。

 

東洋医学を元にした講座で

猫にも活用出来るからということで

学び始めましたがこれがなかなか難解。

 

私はシッター業が忙しくなったことを盾に

未だに中途半端なままなのに

Yさんはスイスイと吸収していき

 

またアニマルヒーリングの素晴らしさも

2年前の愛犬の今際の際に教えてくれました。

 

なんと形容すべきかわかりませんが

まるで浮世に舞い降りた菩薩さまみたいで

私は全幅の信頼を寄せているのです。

 

 

 

いつか必ず治って元気になると信じて

キーマも頑張って通院してきたのに

 

ここに来て想像だにしなかった状況になり

命を落とすことになるかもしれないなんて。

 

動揺した気持ちを鎮めながら

キーマのことをかくかくしかじか相談すると

 

Yさんはしばらくして

 

「他の子に迷惑をかけてまで供血はうけたくない

 これ以上検査もうけたくない。」

 

と考えているみたい、と伝えてくれて

ならばキーマには静かに過ごさせてあげよう

という気持ちが固まったわけです。

 

そこでさらに

 

9/5に例の食事療法の講座で

東洋医学の獣医さんがお見えになるから

その時にキーマ君を診てもらってはどうか

 

と提案され、違った目線から診てもらうのも

良いかもしれないと思いその場で予約を入れたのです。

 

これが8月31日の土曜の出来事でした。

 

これまで自宅補液といって鎖骨の上の皮をつまみ

そこに注射針を刺し毎日キーマに補液したり

(こわい、できない、という人は

もちろん病院でやってもらえます。)

 

お刺身の鯛じゃないと食べないとなれば

魚屋に走って鯛を買い

鶏のささみの茹でたものに飽きれば

今度はホイル焼きにして食べさせたり

 

少しずつでも栄養が摂れるよう

シリンジで口の中にペーストを流したり

イヤなお薬も頑張って飲んでもらって

 

とにかく持ちこたえて欲しい

奇跡が起きるかもしれない

そう思いながら日々を過ごしていたのですが

 

私の思いとは裏腹に日を追うごとに

キーマはどんどん食べなくなりました。

 

シリンジでペーストを入れてあげても

口の脇からだらーっと吐き出し

固形に至ってはまったく受け付けず。

 

動物が食べなくなった時

生き続けて欲しいがゆえに口をこじ開けても

食べさせようとする人もいますが

 

食べない時というのは

食べたくない時なんです。

 

人間の調子が悪い時と同じですよね。

 

悶々ともどかしい思いをしましたが

無理に何とかしようとして苦痛を与えるのをやめました。

 

でも時々あれ?今は食べられるのね?

という時もあったり。

 

食べない時はせめてお水だけでも、と

口の脇からシリンジで水を少し入れてやると

 

コクッ

 

と音を立てて飲むのが精一杯で

もう神に祈るしかないような数日。

 

 

 

 

話は変わりますが私のようなシッター業を営む者は

 

「動物取扱業者」

 

として福岡市に登録手続きをすることが義務づけられています。

 

ただし5年ごとの更新手続きが必要になり

15000円を納付して更新しなければならないのですが

 

実はキーマの通院と看護と仕事に気を取られて

更新期限の9月4日を迎えてしまったのでした。

 

明日は9月5日

東洋医学の獣医師の診察を予約した日。

 

そして今日4日は朝からお客様との打ち合わせ

そのあとシッティングが2件。

 

ちょっとだけ遠いところと

うーんと遠いところに行くことになっていて

 

でも今朝のキーマはやっぱり食べない。

どうしようか。

 

そこでキーマに言いました。

 

「キーちゃん、今日ね遠いところまでいってくるけど

 お昼過ぎに一旦帰ってくるから待っててくれる?」

 

キーマは私のベッドの薄掛け布団に

綺麗にくるまって私を見上げていたのですが

いつもより妙に目が澄んで見えて

一瞬いやな感じがしました。

 

「帰ってきたら何か食べよう。

 じゃあ行ってくるね。待ってて。」

 

 

そして玄関のドアを出て仕事に向かったのです。

 

 

 

つづく